みなさんは「税務調査」と聞いて、どんなイメージを持たれますか?
「なんだか怖い…」「何か悪いことをしていないと来ないんでしょ?」という印象を持たれる方も多いかもしれません。
今回は、そんな「税務調査」について、基本的な内容を簡単にご紹介します。
税務調査って何?
税務調査は、税務署が「申告された内容が正しいか」を確認するために行うものです。
決して「脱税している人を取り締まる」ためだけのものではなく、適正な税務処理がされているかを確かめるための調査です。
対象は法人・個人事業主など、所得がある事業者の方です。(相続税や贈与税の調査もありますが、またの機会にしたいと思います。)
調査の流れは?
一般的には、以下のような流れになります。
- 税務署から事前に連絡がある(※いきなり来ることは少ないです)
- 調査当日、帳簿や証憑書類(請求書・領収書など)を確認
- 必要に応じて社長や経理担当者にヒアリング
- 数日後に結果の説明
問題がなければ「是正指導のみ」で追加の税金を納付せずに終わることもありますし、誤りがあれば「修正申告」と追加の税金の納付が必要になることもあります。
税務調査が来る理由って?
調査対象となる理由はさまざまですが、
- 売上・利益に急な変動がある
- 長年調査が入っていない
- 同業他社と比べて不自然な数値がある
といった点が、税務署にとっての「気になるポイント」になり得ます。
普段からできる備え
税務調査は、日ごろの準備がとても大切です。
- 帳簿や証憑書類をしっかり整理しておく
- 経費の内容や裏付けを明確にする
- 税理士とこまめにやり取りをする
こうした積み重ねが、調査への不安を減らし、安心して日々の経営に集中できる土台になります。
最近の傾向
どの会社へ調査に行くのか、調査先の選定に AI が活用されるようになったといわれています。AIが選定するので たとえば、売上総利益率や、経費項目の統計的な異常値がないかは事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。
データが蓄積されれば 適切な管理を行っている会社への調査機会は減ることも予想されますね。
最後に
私自身、実際の税務調査の立会いや事前相談に関わることがありますが、日常的に帳簿が整理されている会社ほど、調査もスムーズに終わる印象があります。
「何も悪いことはしてないし、税務調査なんて関係ない」と思っている方も、万が一の際に慌てないよう、今からできる準備をしておくと安心です。
気になることがあれば、ぜひお気軽に当事務所へご相談ください!
担当T
