ZDEIとは
ざっくりいいますと、私たちが、銀行振り込みを行うときに、銀行同士の振り込みデータの処理をする仕組みです。
三菱UFJから住友銀行に振り込みを行ったり、みずほ銀行へ振り込んだりと、異なる銀行間で決済情報のやり取りがなされます。もし 各銀行で それぞれ相対でやり取りをしていたら大変ですので、中心となるデータ交換の仕組みが整えられていてそれがこのEDIシステムです。
ZEDIにバージョンアップすることの意味
いろいろやりがいがありそうなものは XML ベースのシステムに変わるということです。
( 以下 金融庁のHP より)
~2018年12月25日から銀行界のシステムインフラ、全銀EDIシステムが稼働します~
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(引用)
https://www.fsa.go.jp/policy/zedi/zenginedi.html
ZEDIがXMLベースになることについて
まずは 金融庁の パンフレットをご覧ください。
https://www.fsa.go.jp/policy/zedi/2018/03.pdf
いまでも 振り込み名の前に 番号をつけたり、 と 涙ぐましい努力と工夫でやっていることが XML 情報として振り込みデータに付加して送信できます。 これが 単なる番号のみならず 相殺理由や 備考 など ある程度自由度のある情報が付加できることに。
このことで、 消込番号の抜出が 確実に処理できたり、 振り込み元のみならず、税率や適用に入力する文字列も送信できるでしょう。 なるほど、 いまより 記帳が楽になって いいじゃん と 思ってしまいますが それだけではありません。
ZEDIの破壊力
最初からコンピュータで処理をすることを前提とすれば、データを圧縮した形で送信できるでしょう。受け取り側は これをデコードして 処理することになります。
さらに、これとAIを関連させたら AIの利用できる情報がより多くなりますので、 いままでより格段に正確な記帳が可能となります。
また、送られた情報をもとにAIが情報を取りに行くとしたらどうでしょうか。
振り込みをおこない、そこに付加された情報で、受け取り側のAIが送金側のAIとコミュニケーションし 必要な情報を自動で入手する。 なんとなく 人が処理するより 短時間でより正確に会計データが作れそうです。
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